話題の新還元剤『システアミンチオグリコレイト』原液そのままを、波動処理で熟成加工しました。
それにより、さまざまな効果アップ!
・酸化させやすい
・タンパク質編成を起こしづらい
などなど、髪に優しくなります。
「チオグリコール酸システアミン」と同じものです。
原料名が「システアミンチオグリコレイト」
左がチオ、右がシステアミンです。
従来還元剤は、
チオグリコール酸アンモニウム。
pH1.6のチオグリコール酸をアンモニアで中和したもの。
システアミンHCl。
pH9.5のシステアミンを塩酸で中和したもの。
これらに、アルカリ剤やクエン酸などを加え、任意のpHに調整して、パーマ液として販売されていました。
その、余分なアンモニアと塩酸をあらかじめ配合せずに、
チオグリコール酸とシステアミンのみをミックスし、pH6.7に調整したもの。
それが、システアミンチオグリコレイトです。
分子的にくっついてるとも言われていますが、ただ、混ざってるだけ。
シスアミのアミノ基チオで封鎖するため、臭いが低減と言われていますが、塩酸が入ってないぶんの低減もあります。
チオとシスアミがイオン的に近寄ってる状態なので、そのまま仕上げると、ひとつのスペーサーアームとして架橋がかかる可能性があります。
その際に、チオがアミノ基を封鎖し、消臭の可能性もあります。
パーマ工業組合の基準値 チオ換算7を守るなら、ベース剤中に4%配合すればチオ換算7になり、その際のそれぞれの配合比率は
チオ 3.264%
シスアミ 2.736%
の比率でミックスされています。
チヨミンは50%濃度のチオグリコール酸システアミン原液ですので、ベースの溶剤に10%添加すれば、原料濃度4%、チオ換算7となります。
分子量 169.27
pkaは、チオの10.4とシスアミの8.4の、両方だと考えてOKかと。